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ラミネートベニヤ+ホワイトニング

2010 年 3 月 15 日

今回の患者様は、正中に空いた隙間が気になるということでの受診でした。

このような「すきっ歯」の方の治療ケースは、以前のブログでも何度か登場しています。

今回も「ラミネートベニヤ」という方法を用いての治療を行なう事となりました。

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ラミネートベニヤとは、歯の表面を一層削り、そこに薄いセラミックを張り付ける。

ちょうど付け爪のような方法です。

歯の削る量が少ないため、歯に与えるダメージが少なく治療できるのが特徴です。

ホワイトニングのご希望もあったので、

まず、ホワイトニングをしていただき、歯の色を白くします。

貼り付けるセラミックも薄いため、ラミネートベニヤをする歯も一緒にホワイトニングしていきます。 (歯の色を拾うため)

これが術前に色を測定した時の写真です・

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前歯の色はA1ぐらい、犬歯(糸切り歯)でA3ぐらいの色でした。

(基本的に、犬歯は前歯よりも色が濃いのが普通です)

オフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングを合わせたコースでホワイトニングを行いました。

2週間後

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上の写真のように、前歯については030という、ホワイトニングシェードといわれるかなり白い色まで変化しました。

犬歯についても、A3だったのが、A1という、2段階明るい色になりました。

ホワイトニング終了後、いよいよラミネートベニヤに移ります。

歯の表面を少しだけ削り、下の写真の中央2本にラミネートベニヤ装着されました。

下の写真が装着後の写真です。

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自然できれいな仕上がりとなっています。

ラミネートベニヤはセラミックで出来ているので、着色や変色が生じにくい素材です。

例えば、保険治療で前歯に用いる樹脂は、時間と共に変色をきたします。

ラミネートベニヤは樹脂の詰め物が沢山入っていて、変色し、まだらになってきている方にも有効な方法です。

歯の条件にもよりますが、沢山の歯を削らずにすむ方法なので、お悩みの方は一度ご相談下さい。


前歯の変色

2010 年 3 月 7 日

今日は前歯の変色を主訴に来院された2つのケースをご紹介します。

まずはこちらの写真をご覧下さい。

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患者様の主訴は 「最近になって前歯の色が濃くなってきた気がする。」 とのことでした。

原因として考えられたのは以前に歯の神経をを除去していることでした。

できるだけ削りたくないとの患者様の希望や

歯の並び、形は気にしていらっしゃらなかったことから

このケースでは「歯の漂白」をご提案させていただきました。

治療後の写真です。

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隣の健康な歯に近い仕上がりに患者様も満足されているご様子でした。

次にご紹介するケースです。

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この患者様の主訴も同様に 「前歯の色が気になってきた。」 というものでした。

そして原因も同じように以前に神経を除去していることが関係していると考えられました。

しかしこのケースは少し特殊で、

左上の前歯にオールセラミックスの被せ物が入っているのですが、

何度か破折してしまっており、

その度に修理してもらっていたとのことでした。

そこで今回は前歯2本の治療を

強度と審美性の両方に優れるジルコニア(人工ダイヤモンド)フレームで

オールセラミックスの被せ物をご提案させていただきました。

仮歯が入った状態です。

この状態で患者様の希望される形を再現するため、調整をくり返します。

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最終の被せ物が入りました。

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自然な仕上がりに患者様もご満足の様子でした。


噛み合わせが深い!!

2010 年 3 月 1 日

今回は前歯の噛み合わせがとても深く、治療に時間のかかった症例をおみせいたします。

患者様は初診時年齢22歳、女性の方です。

「歯並びが悪くて思い切って笑えない」ことを主訴に来院されました。

気にはなっていたのですが、装置が見えるのが嫌で今まで矯正できなかったとのこと。

裏側からの矯正(リンガル矯正)を希望されました。

下の写真が、お顔の写真とお口の中の写真です。

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笑顔が自然ではなく、口元にギュッと力が入ってしまいます。

お口の中は、上の前歯が深くかぶさっていて、下の前歯が見えなくなっています。

患者様の希望された裏側からの矯正(リンガル矯正)は、実はこのようなケースにとても適しています。

まず初めに、上あごの歯の裏側にブラケットをつけていくのですが

初期の段階では、上あごのブラケット面に下の前歯があたってしまい、奥歯がしっかりと咬めなくなってしまいます。

この効果のことを、バイトプレーン効果といい裏側からの矯正(リンガル矯正)の大きな特徴のひとつとされてきました。

咬み合わせを強制的に挙げるため、生体にやさしい治療なのか、という議論もあると思うのですが、

矯正の分野で改善が難しいと言われている、「咬み合わせを挙げること」が初期の段階で出来るため

早期に下あごに装置も付きやすくなり、治療を早く進めることが出来ます。

矯正の不正咬合の中では、歯列の中で水平的な改善(例えば歯がガタガタしているとか)よりも

垂直的な改善(例えば開咬や咬み合わせが深いとか)の方が改善が難しいと言われています。

その点でリンガル矯正法は、咬み合わせの深い症例に対して咬み合わせの再構築にとても有効な治療法といえます。

下の写真は、上あごの裏側にブラケットがついた直後の写真です。

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奥歯は2~3ミリほど開いてしまっていて咬む事が出来ません。

こうなった場合奥歯の咬み合せの部分に樹脂を盛り付けて仮に咬めるようにしていきます。

下の写真は2ヶ月後下あごにも装置が付いたときの写真です。

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上の前歯も並びはじめ、奥歯もかめるようになってきています。

この患者様は、奥歯の歯がしっかり咬めるようになるのに約2ヶ月かかりましたが、

通常の場合約2週間で咬めるようになってきます。

下の写真は、治療開始から1年2ヶ月時の写真です。

ずいぶん歯並びもキレイになってきました。

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下の写真は装置を外したときの写真です。

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笑顔も自然になり自信を持って笑えるようになったと喜んでいただきました。

お口の中の写真です。 咬み合わせも改善しています。

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治療期間は2年10ヶ月かかりました。

治療期間はやや長くなりましたが、リンガル矯正のバイトプレーン効果を実感させていただいた症例となりました。


親知らずを移動させる

2010 年 2 月 22 日

今回は、部分的な矯正を行った方を紹介します。

下のレントゲンを見てください。

上の歯で1本抜けているところがあります。

ここには、7番目の歯があったのですが、歯が根元までの深い虫歯によってボロボロになってしまい、抜歯をしなければならなかったのです。(矢印で示している歯は8番目の歯=親知らずです)

さて、この1本無くなってしまった所、どうしましょうか??

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親知らずと前の歯をつないでブリッジ、インプラント、それとも自家歯牙移植??

色々な方法が考えられますが、今回の患者様は、インプラントや移植のような外科処置がとても苦手な方であったこと、(抜歯ですら、精神的にとてもつらかったそうです)

そして、おう吐反射が(口の奥のほうに物入ると、オエッとなりやすい)が強いため、親知らずを削って型採りをするという事がこの方にとっては大変な苦痛になるということから、

矯正で親知らずを7番目の位置に移動させることにしました。

(上の写真の矢印で示した歯が親しらず、これを前に動かします)

親知らずとは、8番目の歯で、通常の一番後ろの歯(前から数えて7番目)のさらに奥に生えてくる歯のことです。

20歳前後で生えてくる人が多いですが、最初から全く存在しておらず生えてこない場合もあります。

生えてきても、かなり奥に生えているので、歯磨きがうまくできず、大きな虫歯を作ってしまったり、歯ぐきがはれてしまう事が多いため、抜いてしまうことがよくあります。

しかし、この方のように、親知らずが比較的よい状態で残っていた場合、うまく使ってあげることもできるのです。

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これが装置が入った所の写真です。

1本の歯を前に移動させるだけなのですが、歯の移動のためにはこのような装置が必要になります。

矢印で示した所にゴムがかけてあり、ゆっくり時間をかけながら少しずつ親知らずを前に引っ張ってきています。

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矢印の所にあった、スペースが閉じてきました。

位置が安定した所で装置を外しました。

術後の写真が下の写真です

親知らずが、7番目の歯があったところにしっかり並んでいると思います。

矯正歯科 名古屋 症例 矯正歯科 名古屋 症例

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このように、場合によっては親知らずをうまく使う事が出来る場合があります。

この方は、矯正で動かしてきましたが、親知らずを別の場所に移植する事もあります。(以前のブログでも載せてありますが)

今回は、親知らずを使うことで、インプラントなどの人工物を使わずに自分の歯だけで失った歯を補うことができました。

患者様ひとりひとりのお口の中は違います。

お口のなか以外にも、様々な要素から、それぞれ患者様の選択できる治療方法も異なります。

そしてまた、医院側も、矯正や外科を含めたくさんの治療の選択肢を持っていることも重要だと思います。

患者様としっかり話し合い、多くの選択肢の中からベストな治療方法を選んでいく。それが重要な事だと思います。


どうして仮歯が必要なの?

2010 年 2 月 14 日

今日は仮歯についてのお話です。

そもそも仮歯とはなんでしょうか?

基本的にはその名の通り ”仮の歯(プラスチック製)” であり、

最終的な被せ物が出来上がるまでの比較的短い期間の使用を前提とした装置を意味しています。

タイプとしては、1本~数本連結したものやブリッジタイプのものがあります。

審美歯科 インプラント 名古屋 症例

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実はこの仮歯は、治療を成功させる鍵と言われるほど大切なものなのです。

その理由としては、

個々の患者さんの口腔内で治療している歯の機能性を知るうえで、

とても多くの”情報源”となるものであり、

患者さんの意見を取り入れながら、

試行錯誤をくりかえして、

改良を重ねていくことができる最終の被せ物の”設計図”ともいえることです。

(※仮歯には直接にレジン樹脂を盛り付けたり、圧接したりすることができるので、

形態を調整し個々の患者さんに合わせたカスタムメイドのものを製作します。)

その他にも、

・咬合機能の保持ならびに回復

・審美性・発音の保持ならびに回復

・歯髄(神経)の保護

・形成面(歯を削り、象牙質が露出している部位)の汚染防止

・歯周組織の保護ならびに回復

などの働きがあります。

何気なく使っていただいている仮歯が実は重要で、

違う言い方をすれば、仮歯にこだわっている治療は良い治療だといえるのです。

ナディアパークデンタルセンターでは、

保険診療・自由診療ともに質の高い治療をご提供するために

ドクター全員がこだわりをもって仮歯の製作にあたっています。


メタルフリー治療 ~ホワイトニング・オールセラミック・セレック~

2010 年 2 月 8 日

今回は、セラミックを治療を行いお口の中の金属を一掃されたケースをご紹介します。

この患者様は

「ホワイトニングをしたい」

「お口の中の金属を白いものに変えたい」 といって来院された患者様です。

下の写真は初診時のものです。

奥の歯にたくさん金属の詰め物が入っています。

左下の4番目の歯には、レジン前装冠という保険の被せものが入っているのですが、

歯ぐきが下がって金属の黒い部分が見えてきています。

(この金属が見えているのも気になるとのことでした。)

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オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたコースでホワイトニングをおこない

その間、左下の被せ物をやりかえるべく根の治療を行い、その後オールセラミックのクラウンに変えました。

そのあとは、部分的な詰め物を徐々にセラミックの詰め物に変えていきました。

最初患者様は、「目立つ下の歯だけやり変えたい」という事だったのですが、治療を進めるごとに患者様の口腔内への意識もどんどんあがり、

結局全ての詰め物をセラミックの詰め物に変えていくこととなりました。

(これらの古い金属の詰め物を外していくと、かなりの高い確率で金属の下に虫歯ができていた事も、患者様が金属からセラミックへの詰め替えを希望された要因のひとつでした。)

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術後の写真です

正面から見た写真も、ホワイトニングによりかなり白く明るくなりました。

チラリと見えていた金属も見えなくなりました。

また、お口を開けた状態での写真でも、金属がなくなりスッキリとしたイメージのお口の中になりました。

これで、大きなお口を開けても、金属が見えることもないため気兼ねなく大笑いする事もできますね

患者様にもとても喜んでいただくことが出来ました

やはり、お口の中がキレイに変わっていく様子をみているのは患者様としてもとても楽しかったようで、一生懸命治療に通っていただきました。

セラミックを用いた治療は、審美的にも綺麗なだけでなく、汚れが付きにくい、また虫歯になりにくい(歯としっかり接着させることができるため)という利点があります。

決して見た目だけの問題でなく、それ以上のメリットがある治療法です。

今回は、部分的なセラミックの詰め物に関しては全て、何度もこのブログで登場している「セレック」というシステムをを用いて治療を行っています。

「セレック」はセラミックのブロックをCAD/CAMと言う方法で削りだして作るセラッミクのため、物性も安定しており、歯とほぼ同じ程度の物性をもっている、歯に優しい治療です。

症例にもよりますが、「セレック」であれば即日で金属の詰め物を白い詰め物に置き換えることもできます。

ぜひ、興味のある方は一度お尋ね下さい。


歯周病検査

2010 年 1 月 30 日

今日は当院に最近新たに導入されました歯周病検査についてのお話です。

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その名は   歯周病原菌 血しょう抗体価検査 (以降、デメカル) といいます。

このデメカル、今までの歯周病検査とは一味違います。

(従来は唾液や歯垢などを検体として細菌数を測定するものが主でした。)

何が違うかといいますと、、、、、、血液を検体とするんです!

『歯周病なのになぜ血液なの?』といわれる方もいらっしゃるかと思いますが、

実は関係大ありなのです。

あなたの歯周病の原因菌は

歯ぐきにある歯周ポケット炎症部の粘膜の毛細血管を通して全身をめぐっているかもしれません。

最近では歯周病と、糖尿病、心腎血管障害をはじめとする全身疾患とのかかわりは次々と明らかになっており、

リスクファクター(危険因子)として無視できないものになっています。

さて、デメカルは何を測定しているかと言いますと

血液中の抗体価です。

そもそも抗体とは、

Bリンパ球という免疫細胞から産生され

わたしたちの体の免疫機能の重要な要素のひとつです。

人体に侵入した細菌などの異物を除去するはたらきをもっています。

この抗体の特徴は、抗原特異性といって、

ひとつの抗原(細菌表面のタンパク質など)に対して、対応するひとつの抗体を作ることです。

要するに、抗体の検査をすることで、どの細菌に対する抗体であるか解るわけなのです。

また抗体の量や、どの歯周病細菌(デメカルでは4種類)が優位かによって、

個人の歯周病の病態や、リスクの判定にもつながります。

ナディアパークデンタルセンターでは、このような検査結果をもとに

一人一人の患者様に合わせた歯周病治療、治療後の定期的メインテナンスを行っています。

あなたは歯周病大丈夫ですか?


矯正 ~あごがズレている~part2

2010 年 1 月 23 日

こんにちは。

今回の症例は、前回の続きとなります。

前回のブログは、矯正が終了したところでおわりました。

矯正終了後、6ヵ月経過した頃患者様から”咬み合わせが安定しない”との訴えがありました。

下がそのときの写真です

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

左側の一番奥の歯ですが、歯の頭同士が当たってしまっています。

そのため横の歯の咬み合わせが浮いてしまっていて、安定していません。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

下の写真のように、右側の咬み合わせも浮いた感じになり不安定になってきていました。

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患者様には、現状を話し奥歯の咬み合わせを改善するために

夜マウスピースを使っていただくこととしました。

下がその写真です。

正式な名称はダイナミックポジショナーといいます。

矯正後の保定装置として良く使われています。

日中、保定装置が使えない方などに就寝時に使っていただくことが多いです。

積極的に歯を動かしていくので、よりよい咬み合わせをつくることができます。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

作製方法ですが、下の写真のように患者様自身の歯型をとり

より良い咬み合わせになるよう、模型上で歯を並べていきます。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

下の写真は 右側からの模型の写真です。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

この型に合うように、マウスピースを作っていきます。

マウスピースはシリコン製でできており、ボクサーが試合をする時に使用するものと良く似ています。

空気穴も開いているので、就寝時も使用しやすいようにできています。

はめてみると結構硬く、歯がしまる感じがします。

使用していただく前に「ギュギュっ」と10回ほど咬んでいただいて、よりフィットさせて使用していきます。

しかしながら・・・・・

結局患者様の強い要望もあり、再治療をすることになりました。

6ヶ月ほど毎晩、ダイナミックポジショナーを使用していただいたのですが、

あまり上手く噛む事が出来ず、マルチブラケットによる再治療を希望されました。

下の写真は再治療後のお口の中の写真です。

正面から見ても 上下の真ん中のラインが揃っていてきれいです。

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右側の咬みあわせも 良好です。

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左側の奥歯の咬み合わせもよくなりました。

左下の奥歯は以前の状態よりもより内側に倒した状態にしています。

完璧な状態ではありませんが、良くかめるようになり安定しています。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

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上下の歯列の状態です。

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再治療にも1年6ヶ月かかり、トータルで4年7ヶ月もの治療期間になってしまいました。

結果患者様には喜んでいただきましたが、いろいろと反省する点があります。

初めの矯正治療の時に後戻りの事も考えて、拡大した上顎をしっかり固定しておくべきでした。

また、下あごが骨格的に左側にずれていたことを、歯の倒れこみで補正しなくてはいけなかったため、

しっかりと硬いワイヤーで左下一番奥の歯を内側に倒しておくべきでした。

このように、症例を振り返って検討してみると、患者様にはご迷惑をお掛けしましたが、色々と勉強させていただいた症例となりました。

この経験をもとに、今後とも研鑽を続けていきたいと思います。


矯正 ~あごがズレている~part1

2010 年 1 月 18 日

今回は矯正治療に苦労したケースを紹介します。

少し、長くなりますので、今回は今週と来週、2回に分けてお伝えしていこうと思います。

初診時 27歳の女性の方です。咬み合わせが悪いことがお悩みで来院されました。

もともと下顎が左にずれていて、左側の咬み合わせが上下逆になっています。

左側の2番目の歯は完全に内側に入ってしまっています。(正面からのの写真では、完全に隠れているため見えていません)

下の写真は初診時のものです。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

左側の咬み合わせが ひどくずれています。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

上あごと下あごの写真です。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

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上あごと下あごを比べても、上あごの幅が小さく、下あごの幅が大きいことがわかります。

診断の結果、上下の歯列の幅をあわせるため、上あごには「クウォードヘリックス」というあごの拡大装置を

また下あごには「3Dリンガルアーチ」という装置をもちいることにしました。

また、全体的なガタガタをとるために、上下の歯を4本抜いて、咬み合わせに気をつけながら

歯列全体をまとめていくことにしました。

下の写真は 治療中の写真です。

上あごは、前から4番目の歯を2本抜いています。

上あごの幅を、拡大しながら矯正治療をおこなっています。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

下の写真は、下あごの写真です。

下あごは右の下4番目の歯と左下5番目の歯を抜いています。

「3Dリンガルサアーチ」を用い、弱い力で幅を狭くしていくように調整していきます。

左下の5番目の歯を抜いた理由は、奥歯の咬み合わせの関係が悪く

左下の奥歯を前方にずらして、より良い咬みあわせを作るためです。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

矯正治療開始後 1年3ヶ月後の写真です。

ガタガタは見違えるほどキレイになり、咬み合わせも良くなってきました。

顎間ゴムという小さなゴムを使用してもらいながら咬みあわせを作っていきます。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

上下のブラケットに橋渡しをするようにゴムをかけてもらいます。

基本的に食事の時以外は使用していただきます。

このゴムは、患者様自身に取ったり外したりしてもらうために、患者様の協力度が大切になってきます。

ワイヤーで締めて、残っている隙間を閉じていきます。

奥歯の咬み合わせもだんだん良くなってきています

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

下の写真は矯正装置除去後の写真です。

まだ上下の歯の真ん中のラインが若干ずれています。

しかし矯正治療期間が3年近くになったこともあり、矯正装置をはずすことになりました。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

左側の一番奥歯の咬み合わせが不十分です。

上あごの隙間を閉じるときに、少し歯列の幅が狭くなってしまったためと思います。

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一度矯正装置をはずしたこの患者様、実はこの方の矯正治療にはまだ続きがあるのです。

少し長くなってきましたので、この続きは来週お伝えしていきます。


前歯のホワイトニング+ウォーキングブリーチ

2010 年 1 月 11 日

今回は、以前も登場しましたが、「ホワイトニング」&「ウォーキングブリーチ」についてです。

患者様は20代女性の方。

「前歯の色が1本だけ暗いのが気になる、あわせて全体的にホワイトニングもしたい」

という事で受診されました。

下が、初診時の写真です。

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矢印をつけた歯が一本だけ、少し色が濃いのがわかるでしょうか??

隣の前歯と比べると、わかるのではないかと思います。

特に歯ぐきとの境目の部分が濃い色をしています。

この歯は、10年ほど前に神経を取る処置をうけていたそうです。

神経を抜いた歯は、このように数年後に、変色を起こすことがあります。

今回の患者様は、全体のホワイトニングも希望されたので、

まずは

①ホワイトニング

↓ 神経を取った歯の色が変わらなければ

②根の治療+ウォーキングブリーチ

↓ それでも、色が変わらず満足

③オールセラミックによる被せ

(今回、神経を取った歯の変色があまりひどくなかったため、恐らくオールセラミックによる処置までは必要ないかと思われますが・・・)

この手順でをお話しをして、治療を進めていくことになりました。

まず、オフィスホワイトニング(歯科医院で行うホワイトニング)と

ホームホワイトニング(自宅で行うホワイトニング)を行います

ホワイトニングをスタートする前に、まず色見本で、現在の歯の色を確認します。

(当院では実際に、このように写真を撮って記録を残すようにしてます)

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

神経の取ってある歯は、だいたいA3という色でした。

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

そのお隣の歯は、A1という色。

もともと、かなり白目のかたですね。

さて、2回のオフィスホワイトニングと、2週間のホームホワイトニングを行った後、色を確認していきます。

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

全体的に白く明るくなってきていますね。

矢印で示してある神経を取っている歯もホワイトニングにより白くなってきているのですが、やはり少し色の濃さが残ります。。。

とくに元々濃かった歯ぐきとの境目が濃いですね。

実際に色見本で確認していくと

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

神経を取った歯がA1まで変化していますが

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

神経をとってない歯が030 という色まで明るくなってきています。(A1よりも明るい色です)

神経を取ってある歯も、全体的に白くはなるのですが、周囲の歯に比べると、やはりどうしても神経を取ってある歯は反応が悪いです。

それは神経を取った歯の変色と言うのは、内部に問題があるからなのです。

(このあとの写真で説明していきます。)

さて、色の濃さが残ったので、最初の計画の②で示したウォーキングブリーチを行っていくことにしました。

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

これが、漂白前の神経を取ってある歯の裏側です。

中の方が、真っ黒になっているのがお分かりいただけると思います。

これが、外の色へと影響しているのでしょう。

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

上の写真は根の治療の後のレントゲン写真です。

根の治療を終え、歯の神経が入っていたスペースに漂白の薬剤を置きます。

薬剤の交換を4回ほど行った(期間約1ヶ月)のちの写真が下の写真です。

矢印のついた歯が周囲の色に調和してきています

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例 審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

実際色を比較してみると、全体的に前より少し白くなりました。

全体的な色はほぼA1ですが、歯ぐきとの境目の部分が白くなったことが、大きな変化です。

裏側から見てみても、黒かった部分が白くなっています。

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

根の治療で開けた、裏側の穴は、また術前と同じように、樹脂で治しました(矢印の歯がそうです )

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

最後に、前歯隣の前歯にあった虫歯を治療して、この方の治療終了となりました。

審美歯科 予防歯科 小児歯科 名古屋 症例

術前、術後です。

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そんなに大きな差ではないですが、変色していた矢印の歯の色もある程度周りと調和していますし、

全体的にホワイトニングによって白く変化しました。

患者様は、大変喜んで下さいました。

また、ホワイトニングを行う際、必ず着色のつきやすい食事や、喫煙、クリーニング方法について、などをお話しさせていただいております。

この方も、喫煙習慣があったのですが、ホワイトニングを機に禁煙をしてくださいました。

タバコは、やはり健康に害を与えるものです。

それは、お口の中においても、歯周病の増悪因子になったりと、大きな悪影響を与えます。

これらをお話しすると、ホワイトニングを機に禁煙される方も少なくありません。

このような形で、患者さまの健康増進に関われることは、私どもにとって大変嬉しいことです。

今後とも、ナディアスタッフ一同、みなさまの健康のため、笑顔のため、日々努力をしていきたいと思います。