2009 年 1 月 5 日
新年明けましておめでとうございます。
ナディアパークデンタルセンターは本日10時より診療を開始いたします。
今回の患者様は、「仮歯が気に入らない」という事で来院されました。

仮歯を外すと下の写真のような状態でした。

ここで、ブリッジのダミーの場所の歯茎の厚みが無いがために最初の仮歯が飾りのように見えています。
ダミーの場所にもあたかもそこに歯がはえているような状態を作り出したかったので、
ダミーの部位の歯茎に別の場所から取ってきた歯茎を移植することにしました。

歯茎を移植した直後の仮歯の状態です。
ここから、仮歯を調整しながら歯茎の治癒を待ちます。

歯茎の治癒を待って型取りをする直前の写真です。
真ん中の歯と歯茎のラインが左右対称になっています。
以前にも載せましたが、この歯茎が揃っているのと揃っていないのとでは
印象が全く違ってきてしまいます。
下からの写真では歯の無いところの歯茎の厚みが増えていることが認められます。

オールセラミックブリッジが入ったところです。
ダミーの部分でも歯がはえているように見えると思います。

7ヵ月後の写真ですが、ダミーの部分の歯茎にも炎症が無く、きれいな状態です。
2008 年 12 月 29 日
患者様は
「審美的改善と舌感や発音に違和感がないようにして欲しい。」
という事で、来院されました。

重度の歯周病、歯列不正、審美障害があり全体的な治療が必要なので、
まずは、歯周病治療を先行してやっていきます。
歯周病治療は担当衛生士が治療します。
歯周病治療が終了してから、残す歯と抜かなければならない歯とを選別し、
患者さんとの相談の結果、歯列不正、審美障害は自費の入れ歯で治療していくことになりました。
入れ歯の利点としては、今の不正歯列を気にせずにきれいな歯並びを作ることができるという事です。
欠点はというと入れ歯なのでカタカタしやすい。
そのかたつきを今回は磁石を使って改善しました。

上下で磁石を12個使っています。
その磁石の力によって入れ歯をくっつけます。

磁石を使うことによって上の顎の入れ歯は可及的に小さくできるため、
嘔吐反射がある患者様にも好評です。

治療前と後です。
インプラントを使わなくともここまで綺麗にすることができます。
この患者様は今はメインテナンスプログラムにより定期的に衛生士のチェックを受けていただいています。
治療終了から9年経過して小さい修理はしていますが、大きな変化もなく使っていただいています。
ナディアパークデンタルセンターは12/27から正月休みに入っております。
新年は1/5から診療となります。
それでは、良いお年をお迎え下さい。
2008 年 12 月 22 日
以前から雑誌などでも「アンチエイジング」という言葉をよく聞きますが、
顔の大部分をしめる口元をキレイにすることで、その方の印象をガラッと変えることができます。

この患者さまは50代後半の女性、初めて来院された時の写真です。
口の中をみると、ジャパニーズクラウンと海外では言われる..金属の被せもの目立ちますね、
そして年齢的な歯牙の着色、歯の間のすき間、
歯を抜いた所をブリッジとよばれる方法で治療されているのがわかります。
レントゲン写真を撮るとブリッジを支えてる歯が悪くなってしまい、抜歯が必要な状態でした。
まずは、抜歯を行い、歯のない部分にインプラントを行いました。
すると、患者さんから「金属を白い被せものにしたい」「歯を白くしたい」「すき間を埋めたい」!!!!!!!
治療がおわってみると、インプラント治療、歯のホワイトニング、セラミックの被せもの審美治療、
と、トータルで治療を受けられました。

治療後の写真です。
治療前の写真と比べるととても若々しい口元になりました。
2008 年 12 月 15 日
今回は、一般的にはあまり知られていないものを紹介したいと思います。
それは、『中心結節』。
歯の中央にある突起の事です。


はえ変わりの際に発見されることが多く、放置していて気付かないうちに折れていて、
激しい痛みが後に出ることがあります。
折れた直後はしみる程度なので激しい痛みが出るまで気が付かないという事も良くあります。
虫歯では無いので、歯科医院でも見落とされることがあるそうです。
では、発見したらどうするか?
まずは折れないように突起部分の補強を行います。
その状態で様子を見ていく場合もありますが、少しずつ削っていく場合もあります。

もし見落としていたらどうなるか???

この患者さんは27歳で、違う部位の「金属の詰め物が取れた」ということで来院されました。
レントゲンを撮ってみると、詰め物が取れたところよりも、緑矢印のところに黒い影がある事が認められました。
この歯の神経が死んでしまい膿が溜まりつつある状態です。
歯の表面を調べてみても、虫歯で治した跡も無く年齢から中心結節が折れたことによる神経死と診断し、
神経の治療に移りました。
患者さんの話では、「この歯に関しては、しみた時期があったが最近は全く気にならなかった」そうです。

神経の治療が終了し、コンポジットレジンで蓋をして終了です。
黒い影は年月をかけて徐々に治っていきます。
2008 年 12 月 8 日
前回2回にわたって矯正の有無による審美治療の紹介をしてきました。
「最終的には審美治療でしか綺麗にならないのか!!」と思われるかもしれません。
なので今回は、矯正のみで終了した人を紹介します。

向かって左が最初に来院されたとき、右が矯正終了時。
どうでしょう??
歯茎のラインを気にされる方ですと、コレでも納得していただけないかもしれません。
この患者さんは納得されホワイトニングをして終了しました。

矯正終了後のホワイトニングは定価より20%OFFです。(平成20年11月現在)
2008 年 12 月 1 日
先週、矯正無しでセラミック治療をした人を紹介しましたが、今回は矯正ありの治療例を紹介します。

左の写真の口の中が右の写真の口の中に変わりました。
全く同じ人とは思えないような印象だと思います。
治療を進めていく時の問題点としては糸切り歯が1本骨の中に埋まったままであること、
歯並びが悪いせいで歯茎の位置が不揃いであること。

まずは矯正で埋まっている糸切り歯を出して、歯の位置を理想的な位置に修正します。
一般的な矯正での理想的な歯の位置になっても、真ん中の歯茎の不揃いは治らなかったので、
セラミック冠で被せる前提での審美矯正に移行していきます。

真ん中の歯茎のラインが左右対称になったところで、セラミック治療前提の審美矯正が終了です。
一般的な矯正治療とは違い審美矯正では噛み合わせはセラミック治療で行うため、
噛み合わせよりも歯茎の位置や理想的な根っこの位置の修正に重点が置かれます。

青矢印のところはセラミック治療をする予定の歯です。

青矢印のところはセラミック治療の為に仮歯になっているところです。
緑矢印のところはコンポジットレジンにて形態修正をする予定です。

治療が完了したところです。
向かって左側の青矢印はオールセラミック冠で右側はラミネートベニアで治療しています。
緑矢印はコンポジットレジンで形態修正してあります。

左が治療前、右が治療後。
2008 年 11 月 24 日

この患者さんは、
「前歯の隙間が気になる。矯正はしたくない。」
という事で、相談に来られました。
診察してみると、隙間も気になりますが、歯が少し傾いていて、
歯茎のラインがその傾きに合うようにいびつになってしまっています。
「歯茎のラインも可能な限りそろえる」という了解を得て治療がスタートしました。

まず、患者さんの顔に合わせて最終的な被せ物のイメージをつかんでいただくために、
歯の上に置く形のシェル(モックアップ)を作らせて貰いました。
この状態を鏡で確認していただき、患者さんに顔と歯の先端が合うことを確認していただきました。

モックアップを参考に歯茎をカットしました。

カットしたところの歯茎の治癒を待ってラミネートベニアを3本作っていきます。

前歯3本にラミネートベニアを入れたところです。
このラミネートベニアを参考に左右のブリッジを作っていきます。

オールセラミックのブリッジとラミネートベニアにて審美治療が終了したところです。
今回は矯正がNGだったので治療としての100%という訳では無いですが、
患者さんの満足度は120%でした。
2008 年 11 月 17 日
今日は、上の歯が無い場合の治療で、最高級の治療を紹介します。
インプラントのロールスロイス的な治療です。

今回の治療の対象は上の歯です。
無理やり残してもいいのですが、患者さんの希望で予知性の高い治療を望まれたので、
上の残っている歯をすべて抜いてインプラントによる治療を選択しました。

インプラントは合計8本。

その上にチタンで作ったフレームを作ります。
チタンのフレームは今までの金属で作るよりかなり軽く出来ると聞いていたので、
実際持たせてもらったら、比べ物にならないくらいの軽さで、驚きでした。

インプラントのネジが出るところはメタルボンドという被せ物を仮り着けし、
ネジが出ないところはチタンフレームに直接セラミックスを焼き付ける方法でつくっています。

実際に口の中に入ったところです。
写真を撮るために唇をめくっているので、被せ物候に見えますが、
普通に話していて、チラッと歯が見えるだけの時には患者さんの顔にマッチしていました。
2008 年 11 月 10 日
ナディアに来る子供の治療をしていると歯並びについて聞かれることが多くあります。
親としては、
「どの時期から矯正を始めるのか?」
「費用はどれくらいかかるのか?」
を知りたいところだと思います。
費用は自費治療なので各歯科医院によって違うのでホームページ等で確認していただくとして、
スタートの時期についてはある程度の法則があるので、それについて話そうと思います。
①4歳くらいで受け口の場合→やれればすぐスタートです。
②受け口ではないが大人の歯が凸凹している場合
→上下の前歯(上下で合計8本)が大人の歯に生え変わってからスタートです。
③大人の歯が部分的に受け口のようになっている場合→やれればすぐスタートです。
④子供の歯が凸凹している場合→定期健診で成長を見ていきます。
僕の場合は、上記の法則に沿って矯正のスタート時期を考えています。
ただ、受け口の場合「外科矯正」と言って、手術が伴うことがあるので、
そういう場合には、経過観察をしていくことがあります。
③に関しては、どういうことか分からないと思うので写真を持ってきました。

上の写真の青矢印が噛み合わせが反対になっているところです。
緑矢印は上下の顎の真ん中です。
このまま手をつけないでおくと、
成長に伴って顎がズレて成長していってしまいます。
それを回避すべくこの部位だけの部分矯正を行って、
後は成長を見ていくという事になります。
子供の矯正の特徴は、
「どのようにすれば正常な成長の道に乗っけてあげることが出来るのか」
を考えながら行なっていきます。
子供の矯正では成長を使って行なうため、
将来歯を抜くことなくキレイな歯並びになる可能性があります。
ただ、成長には限界があるため
絶対に歯を抜かずにキレイになれるという保障が無いのが
デメリットと思っています。
上の写真の子は3ヶ月くらい装置を入れてもらいました。

この状態でこの子の成長を阻害する要因を1つ取り除いたことになります。
今は糸切り歯のかみ合わせに注意しながら、
定期健診で経過観察していきます。
2008 年 10 月 31 日
今日は、最近ナディアに導入された、「セレック」のご紹介です☆
セレックとは、一体何なんでしょう!?
簡単に言ってしまうと、「セラミックを削り出す機械」のことなんですが、一言ではとても言い切れない、とんでもないマシーンなんです!!
これまで、歯医者さんで、虫歯の治療で詰め物をしましょう!となったとき、
削って、型採りをして、技工所で技工士さんに詰め物を作ってもらって・・・
約1週間後に歯医者さんで入れてもらう。
というのが一般的だったと思います。
その詰め物が出来てくるまでの間、患者さんには削った部分に仮詰め材を入れて過ごしてもらいます。
この間は、ガムなど、粘着性のある食事は避けてもらわなければいけなく、患者さんにも少し不快な時期かも知れません(涙)
ですが、このセレックを使うことで、1週間も待つことなく、その日のうちに治してしまうこともできるようになったんです!!
なぜかというと、このセレックという機械、超頭がいいんです!!
「光学印象」といって、削った歯をカメラでパチリと撮影して、そうすると3D画像がコンピューターに読み込まれます。
この画像から、コンピューター上で詰め物の形を作り上げ、そのデータを元にセラミックのブロックから詰め物を削りだしていくんです。
キュンキュン削られていくその様子は、ほんとに未来的な感じで、見ていてもとても楽しいです☆
しかも10分足らずで完成!!
すごすぎる!!
早速、ある日の診療後、スタッフのKックボさんの金属の詰め物を、セレックに変えてみました。
ここに、入っている金属の詰め物が・・・

こんな風になりました!
そして、この間約1時間!!
衛生士のKックボも、「こんなに早く出来るなんて・・・なんだか未来にタイムスリップしたみたいです~」
とコメントしてました。
写真のような、小さな詰め物はもちろんのこと、一部の被せ物についてはその日のうちに作ってしまうことも可能なこの「セレック」
「すぐ出来る」という事以外にも
治療回数が減る⇒「麻酔の回数が減る」
仮詰め材で過ごす時間が無い⇒「歯の表面が食べ物等で汚れる事がない」
など、歯や体にとっても嬉しい点がたくさんあります。
世の中、どんどん進んでいきますね~!!
賢いこの『セレック』くんに大注目です!!